「ザルツブルグ音楽祭」と聞くと、FMからながれてくる少しかしこまった感じのナレーションを思い出す。オペラのチケットは取れず、なんとか確保できたムーティ指揮のウィーン・フィル(8/15)を聴いた。
モーツァルトの「ジュピター」。心躍るような、それでいてしっかり芯のある豊かな音が、目の前にあふれている。さすがムーティ!ウィーン・フィル!!としか言えない私だけれど、とにかく感動の演奏だった。モーツァルトは難しいと思い続けて、なんだか好きなのに理解しがたいところのある友人でも相手にしているみたいないつもの気分はあっさり雲散霧消して、ブラボーと叫びたくなったのは、音楽祭マジックだったのか・・・。