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続クープラン

今回のチェンバロのレッスンで、やっと弾いていてイヤな(きたない)音がわかってきた気がした。
バッハのデュエットは、早いパッセージであいかわらず苦労しているが、十二月に大人の生徒(アカデミーには楽器より小さいくらいの子供もたくさん通っている)だけでひらくコンサートでチャレンジしてみることに決めた。
スカルラッティは、私の勝手なイメージに反してもっとおだやかに。フレーズも、よくわかっていないところが多い。何回か「そこ、オープン!」と端正なイギリス英語でポーズの箇所を指摘されて、とても納得。

クープランの「Les Moissonneurs」は、厳めしすぎる。表題通り(刈り入れをする人々)もっとjollyでlightに。先生のを聴くと、私のはまるで「行進する人々」。。
今オルガンでは、クープランのオルガン・ミサと格闘中なのだが、これは左手でとりきれないです~というトンデモない和音が書かれているワケこのオルガンにあるらしい。Life in ParisよりTB。クープラン一族が弾いたこのサン・ジェルヴェ・サン・プロテ教会のオルガンは、実際に弾いた私のオルガンの先生によると鍵盤の幅がやや狭く作られていて、一オクターブ以上でも楽に押さえられるそうだ。1601年完成というパリで最も古い楽器で、18世紀に有名なClicquotが修復したオルガン、今度パリへ行ったらぜひ寄ってみたい。
by skyblue_2 | 2005-11-10 21:35 | パイプオルガンはいかが
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