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赴任される側

「仕事が忙しい」を理由に、裁判員の責務を逃れられるか

トラバです。

個人的には、どこかにいつも他人を視野に入れることが多い二項的メンタリティの日本人には、裁判員制度は無理なのではないかと考えています。
それはともかく、ふくしまゆみさんがこのポストで、外資系会社の日本支店で派遣されてくる人担当のお仕事をなさっていた時のエピソードとして、

「ユミ、困ったことになったんだ。」
「え、なに? (シャワーの水の出が悪いのか? アパートのドアの色が気に食わないのか? 奥さんがホームシックになったのか? 東京アメリカンクラブの推薦人が見つからないのか? 一体なんだろ?) 」(←以上、実際にあったトラブル。)


これ、笑うに笑えないというか、他人事ではないというか・・・。

ベルギーに赴任してくる家族の多くが、こちらのハウジングコンサルタントを通して、住んでいる家のことを処理していきます。家主に仲介してくれたり、修理業者の手配、手続き的なことの処理、などなど、私も何度か電話で、英語の達者な我が家のコンサルタント女史と話しました。
入居の時からお世話になるので、ついつい本来の業務外のことまで頼ってしまうケースもたまにあるようです。

「ドアの色」は気に入ったけれど、備え付けのドラム式洗濯機が飛行機の離陸するときの音みたいでうるさいんですって、私も電話しそうになったおぼえアリ。
ホームシックの相談も、心情的にはおねがいしたいところかもしれませんが、、
くれぐれもほどほどに、と自戒した次第です。
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by skyblue_2 | 2004-09-01 01:26 | デイリーライフ

英語が通じない

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ブラッセルにある最高裁判所。ずっと改修中。

ブラッセルというと、ベルギーの首都、あるいはEUの主要機関がある都市というような、国際的なイメージが強いのですが、国内的にはフラマン(オランダ語系)の地域に位置していて、多くのフラマン人が住んでいます。
来た当初、メトロなどで「ドイツ人が多いなぁ」と私が勘違いしたのは、響きがはっきりしたフラマン語のせいだったのかもしれません。

ブラッセルより南の地域がワロニー(フランス語系)となりますが、ブラッセル住民の90%近くがフランス語を母語としているという歴史的な現実のために、結局ブラッセルはフランス語とオランダ語の二言語地域として在り続けているというわけです。

最近のニュースでは、増加しているブラッセルのオランダ系住民のために公共サービスを充実させ、オランダ語教育にも力をいれる方針がフラマン政府から出されたようです。
フラマンとワロニーとは、こうやってバランスをとりながら共生してゆく運命なのでしょうか。

そのハザマで、いったい英語の役割はどの程度なのか、、
つい先日、相手が英語を解さない(フリ??)ばかりに、ある金銭トラブルがうやむやで終わってしまいました。
「ベルギーは言語的に寛容で、英語もよく話される」と解説してある本もありますが、私の今までの実感ではとてもそうは思えません。
自分がフランス語ができないからといって英語を強要するのは、理屈にあわないことは百もわかっているのですが。
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by skyblue_2 | 2004-08-27 11:39 | デイリーライフ

スリに遭うとは

スリやひったくりが多いことは、あらかじめ説明を受けていました。
しかし、こうも早く、自分が当事者になってしまうとは。

メトロ(よりによって日本大使館最寄の。そうガラの良くない地域ではないはず)のキオスクで水を買ってから、メトロに乗り込もうとした瞬間、私と前にいた人のあいだに割り込むようにダッシュしてきた若い女性。
ドアが閉まってからも、奥に進もうとせず、立っている手すりのバーに腕をまきつけて悠然と飲み物を飲みだしたのを見ながら、「どこにでもマナーが悪い人がいるものね」くらいに思っていました。

私のうしろにも女性が二人乗ってきていて、私はドアの前に立つその二人とダッシュしてきた女性とに挟まれる格好になったわけです。

居心地が悪いので前に動こうとしても身動きできず、、
次の駅に着く前になんとか脱出できたのですが、特に不審にも思わないまま、その駅で乗り換えのために降りました。
そのまま帰宅して、お財布がカバンにないことに気づいたというわけです。

即、カードの停止を連絡、カード被害のほうは免れました。

直後に思い出したのは、水を買ったキオスクにあったスナックコーナー。
そこに座って、ピザを食べていた三人組の女の子たちが、私を挟み込んだ三人だったと思うのです。視線があったときの睨むような目つきも、こちらでじろじろ見られることに慣れてきた
私にはそう気になるものではなかったのですが。
買い物の紙袋をさげた日本人の私に、あの時狙いをつけていたのでしょうか、、

カバンの形状やお財布の入れ場所など、悔やまれる点はいくつもあります。

が、今は、あの立ち塞がった女の子の腕の感触がよみがえってきて・・・やりきれないのです。
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by skyblue_2 | 2004-07-29 03:27 | デイリーライフ

国旗を飾る日

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昨日の日曜は、連合国軍によるノルマンディー上陸六十周年の日。
ドイツの首相がフランスでの式典で演説したことなど、こちらでは盛んにニュースとなっていたが、ベルギーも、ドイツの占領から1944年9月に解放された。

写真は、お向かいにある高齢者専用マンション。
中ほどのベランダに、ベルギー国旗が宴のあとといった感じで揺れている。昨日は、このマンションのあちこちのベランダにたくさんの国旗が飾られていた。
老人の中にはドイツの同盟国だった日本を嫌う人もいるというが。
解放された者の喜び、戦責を問い直し続けるドイツ、そして日本は、などと旗を眺めながらあれこれ考えている。

昨日といえば、フランスに初上陸?!してみた。
とはいっても、高速道路の標識で「パリ」の方向へ50分ほどはしって、ベルギーとフランスの国境を通過してすぐの場所まで往復しただけだが。国境はあっけなかった。日本でいえば料金所のようなところが見えてきたので、ごそごそパスポートとIDカードを取り出そうとしているうちに、一人で外に立っていた警官と接近遭遇して、目が合って、、、おしまい。EU圏はどこでもあんなふうにノーチェックなのだろうか?日本の飲酒検問のほうがよほど緊張する・・・。
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by skyblue_2 | 2004-06-08 01:10 | 街角にて