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レース

明日この番組で、ベルギーのレースをとりあげるようです。

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ブルージュ名物だったレースの店のおばあさん、元気かなぁ。
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by skyblue_2 | 2011-09-28 20:17 | 街角にて

PAUSE

BOX買いしたブラームス全集から考えなく選んで聴いているヴァイオリンソナタ。バレンボイムとズッカーマンという美音の波に、ふわふわと意識が遊んで気持ちがいい。

以下、ちょっと忘備録がわりです。

立ち止まらず、執着もなく、どんどん進んでゆける。強くて壊れない人生。
でも、結局、どこへ向かって歩いていくんだろう。

追いつく風に振り向かないためにだけ、言葉を放出するということ。

「終わりのない音を響かせる夕暮れ」
「そのむこうにあるはずの淡いすみれ色」

なにもかも過ぎてゆくのにと言って、驚かれた子供だった。


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by skyblue_2 | 2011-09-28 20:02

夢のあとで

夢のあとで~フォーレ歌曲集

シュトゥッツマン(ナタリー) / BMG JAPAN



昨日はバッハアンサンブル名古屋の演奏会でバッハのカンタータを4曲聴き、数日前には某所で、手話を伴った讃美歌の美しい歌声に接する機会があったりして、人間の声の奥行きというものに今更ながら感じ入っている。
オルガンでもチェンバロでも(記憶を辿ればピアノのときにも)、レッスンでたびたび「歌うように」とおしえられてきたのは、感覚的な流れのこと、自然な呼吸のリズムのこと、そして自分にとっての音楽を生み出すなにかに気づくこと…。そんなふうに今は思える。

このCDは、コントラルトの歌声がなんともいえず中性的な魅力で、フランスの詩人たちの言葉を追いかけながらフォーレの旋律に幻惑されていくようだ。そして聴き終えたあとに、微かにビターな、消え残る想いの断片。
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by skyblue_2 | 2011-09-26 20:50 | 音楽レコメンド

東海バロックプロジェクト

先日、東海バロックプロジェクト第1回公演<輝かしい古楽の祭典>へ。公演の模様はこちらで。
東海地区に拠点を置く、初めての古楽室内楽団(プログラムより)ということがなにより意外だったけれど、メンバーの方々の発足にかける意気込みが感じられるような、充実した時間をいただいた。
オープニングトークでのバロック期の絵画の解説も、各曲ごとの司会者のお話も、そのつどステージ背後に写し出される映像のおかげで大変わかりやすく、極めつけのブラボーは、チェンバロの戸崎先生が弾かれたバッハ「チェンバロ協奏曲ニ短調」の開始前に、調律しながら説明する安達さん(クラヴサン工房アダチ)の手元が大きく写されていて、チェンバロという楽器の仕組みが一目瞭然だったこと。
大好きなこのバッハの第三楽章のリズムに、先生の演奏でとっぷりと浸りきることができた。

こういう丁寧に配慮された、目的を持ったかたちのコンサートが、もっとあってもいいように思う。


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by skyblue_2 | 2011-09-14 16:52 | 音楽レコメンド

木を見て森を見ず弁当

俯瞰するって案外むずかしい。ちょっと離れて眺めてみると、見えてくるものとかコトとかあるみたいで。

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札幌ドームでファイターズ戦に出かけて球場弁当だったのに、なにこれいびつなフライ、で終わるところだった。あと「ちっちゃい海苔」も。
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by skyblue_2 | 2011-09-08 14:05 | デイリーライフ

歌集一冊

香りの記憶というのはたぶん誰にでもあって、そう簡単には風化しないパーソナルストーリーを孕んでいる。
遠い昔、雪の夕暮れに広がっていた石炭の煙の。
八月の夜の海で吹かれた潮風の。
大切だった人とすれ違う、その瞬間の。
いまも感じられるようでいて、もうどこにも残ってはいない。

杉崎恒夫歌集「パン屋のパンセ」には、そんな実体のない質感のようなものが漂っている。
一首読むごとに広がる、ふんわりしたここちよさ…。
濁音を持たないゆえに風の日のモンシロチョウは飛ばされやすい
どんな小糠雨よりうつくしい朝のセロリーに振りかける塩
透明な秋の空気はフラスコのなかでフラスコのかたちしている
人の名を呼んだりしない秋天の星は無限の吸音装置
今日の夢に明日の夢を掛け合わすわれは未熟な調香士です


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アントニア・ベランカの「フローレ」。フラワー系らしくない瑞々しさにきゅっと惹かれた。
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by skyblue_2 | 2011-09-07 05:30 | ときどき短歌