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バンシュのカーニバル2

a0010481_22203049.jpg通りを歩くと、日曜日ながらほとんどのお店は営業中。グラス片手にダンスしている人たちがあふれていて、カーニバル初日の熱気がすごい。人口3万2000人というバンシュの街に、これからいったいどれくらいの人数が訪れるのだろう。
←かぶりもの物色中。私たち夫婦もなにか見つけたかったンだが、、、見物人も、凝った飾りの帽子やメイクなど多し。







a0010481_22313743.jpgパレード開始前。石壁に響く手回しオルガンの音色に、あらためてヨーロッパを実感。










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広場前から子供たちを先頭にいざスタート!”その場足踏み”みたいな独特のステップで少しずつ前進する。ドラムと管楽器に合わせてこちらも自然にステップが出る。
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親子だったのかしら。。シックでした。
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パン屋さんのショーウィンドーでみつけた、ひなデコならぬジルデコ。火曜日に練り歩く「ジル」たちがつける仮面はロウでコーティングされているそうだが。
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ホカホカするひとときをありがとう!
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by skyblue_2 | 2006-02-27 23:27 | 観光あちこち記

バンシュのカーニバル1

キリストが亡くなった日までの四十日間の断食に入る前日の火曜日Mardi-Grasは、今年は2月28日。ごちそうを食べカーニバルを楽しむ季節です。もっとも今は、断食をする人はあまりいないらしいとのこと、「好きなコーヒーとかチョコレートを我慢したりはするんだけど」とチェンバロのマダムHにききました。

じつはお祭りのたぐいを見物するのがけっこう好きな私。日曜の午後、ユネスコ登録がされているというBincheのジルのカーニバルへ行ってきました。有名なダチョウの羽の帽子やオレンジ投げは火曜日なのでちょっと残念。こちらのcredenzaさんの去年のフォトで想像することにします。。
追記:credenzaさんによる今年の火曜日の様子はこちらから見られます。
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まずはミモザの花を胸につけて、春を先取り。小雪がちらつく寒さ・・。
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パレード開始前からもう地面は紙ふぶきだらけ。私もどっさり浴びました。
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すこうしご機嫌ななめだったかな、、
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きっとみなさん、ずいぶん前からこの日のためにアイデアを練って準備するんだろなぁ。
「年齢?カンケイないって!」「おもしろいよねえ」「寒いけどね」
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by skyblue_2 | 2006-02-27 04:11 | 観光あちこち記

トラムのたのしみ

またウチのオルガンの音が出なくなってしまいました。変圧器にオルガンのコンセントを差し込んだときに接触が悪いなぁということが何度かあったのを、だましだまし使っていたのがマズかったようで、、、二十年以上経つシロモノなので、故障も仕方ないとは思えるのですが、長丁場覚悟で修理をめぐるあれやこれやをクリアしないことにはどうにもなりません。ファイトっ!

オルガンのレッスンへはメトロ一本、チェンバロのアカデミーへはメトロ+トラムなのですが、最近アカデミーの帰りにはトラムを乗り継ぐことが多くなっています。アールヌーヴォー風の建物が美しい街区をぬけて乗り換えると、一転して郊外の並木道をトラムははしります。時刻はいつもちょうど夕方、道路沿いに並んでいる住宅の部屋の明かりは懐かしくなるようなほの暗さで、垣間見える絵や調度品を端正に照らしています。あのひとつひとつにどんな暮らしがあるのだろう・・・、そんなことを思いつつぼんやり気持ちを彷徨わせているひとときが、とてもしあわせ。


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アカデミーの玄関にある銘板。個人の邸宅だったことを書いているようです。
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by skyblue_2 | 2006-02-25 02:18 | 街角にて

犯罪に震える心

 捜査当局は17日、ギャンググループ13人(17~32歳)をパリ郊外などで逮捕。リーダー格の男性(26)を指名手配した。

 調べによると、1月21日にパリ郊外の携帯電話店に金髪女性が訪れて店員のイラン・アリミさん(26)をデートに誘い出し、グループがアパートの一室に監禁。アリミさんの家族に身代金45万ユーロ(約6300万円)を要求していたという。

 アリミさんは今月13日に発見されたが、全身に傷ややけどがあり、まもなく死亡した。捜査幹部は記者会見で、頭から袋をかぶせられ裸で拷問を受けていたことを明らかにしたうえで、「かつて見た光景だ」と述べ、イラクのアブグレイブ刑務所での虐待をまねた犯行との見方を示した。

 若い女性が男性を誘惑する誘拐未遂がほかに6件起きていたことも判明。アリミさんを含め被害者にユダヤ系が多いという。捜査当局は「反ユダヤ主義が動機である証拠はない」としている。
(asahi.com2/20より)

全く痛ましくも腹立たしい事件だが、「アブグレイブ」「反ユダヤ」というキーワードに捉われると、日本人にとっては他人事になりかねない。
ユダヤ系の知人は「とてもショックで、恐怖を感じている」と言い、「ただの頭がイカレた人たちのした事よ。彼らは厳罰を受けるべき!」とも言う。事件に反ユダヤの片鱗を見まいとしているようにもみえて、私は複雑な在欧ユダヤ人の立場というものを思ったのだが、考えてみればこういう非道な事件が世界でも日本でも数多く起きているこの時代に、知人のように<罪を憎む>感覚はマヒしがちで、犯罪や死が持っているはずの特異性は影が薄い。私が小さかった頃、一大ニュースとなった「吉展ちゃん誘拐事件」というのがあって、殺人後の身代金要求というこの事件がほんとうに怖かった。大人になったからとはいえ、最近の自分にああいう恐怖心はなかなか甦ってこないのだ。

被害者を悼み犯罪を許さない。知人の涙ぐみながらの言葉は、こんな感情を鮮烈に思い出させた。
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by skyblue_2 | 2006-02-25 00:11 | デイリーライフ

a0010481_505333.jpg多分誰にでもいろんな日というのがあって、そういう繰り返しで日々は成立っているんだろうと思う。私の場合、「底をつく日」と名前をつけているのは落ち込み度MAXなとき。とうとう我が家のおコメが底をついて、というのもとてもタイヘンなことだが、自分の気力が底をついたように感じるというのもなかなかどうしてタイヘンなのだ。少なくとも本人にとっては。ずいぶん前から、底をつく原因を考えるのはやめてしまった。持病のせいとか、今なら当然年齢的なものも関わってきているのかもしれないけれど、医者の世話になったこともないではなし、まあとにかくあれこれ考えてみたところで現実は現実、と割り切ることにした。最近では、そろそろ底をつきそうという<予兆>までオマケされるので、できることは今のうちにしておこうという殊勝な心がけをしたりする。
それにしても、こういう状態でもう何もかもがイヤでという場合、打ちのめされた感覚ばかりに浸されるわけでもないのが厄介。ソファでぼんやりしていると、突然ゴォォーッとびっくりするような勢いで憤りが湧いてきたりする。いったいどこで拾ってきたんだと思いたくなるような、ずいぶん前のちっちゃな出来事が噴火のネタ元だったりして、ますます落ち込みがひどくなり・・・・・
そういうドロドロの谷底から這い上がってくる自分をひたすら待つだけのワタシ、というのが肯定できるようになってから、「底」があんまり怖くなくなってきたのだが。
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by skyblue_2 | 2006-02-24 05:54 | デイリーライフ

楽器は愉快(でいいのか?!)

日本から、オルガンツアーのメンバーとして私の大先輩お二人がブラッセルへ。久々の再会の感動をわかちあうにはココしかないでしょう。。というわけで、先週楽器博物館をご案内しました。

あのいもむしくんほどのインパクトはないものの、
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かぼちゃ・・・なんですか重くないんですかなんのためなんですかこれほんとに楽器なんですかねえねえねえ(ぜーぜー)
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楽譜の置き場所に案外お困りではありませんか?当製品はそんな悩みを解消すべく十分なスペースをお付けしました。ホコリもつかず重さにも耐えヘソクリの隠匿にも格好の(以下略)

来るたびに発見がある博物館です。
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by skyblue_2 | 2006-02-22 06:27 | 街角にて

追加しました

アニメーションフェスティバルanima2006の記事に、日本アニメの上映日時を追記してあります。
また、八世紀の奈良を舞台にした折口信夫の「死者の書」をパペットアニメ作品にした、川本喜八郎監督「死者の書」の上映日時を追加しました。
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by skyblue_2 | 2006-02-21 02:38 | デイリーライフ

即答っ

美術館で買ったポスターが棚の上で丸くなっていたので、額装を頼むことにしました。
お店は前にも書いたCAPITAL CORNER
ここに入ると、東洋的な朱の色が目を引く抽象画とか、昔の航空会社のポスターとか、誰かに出したくなるようなポストカードとかがどっさり。展示してある絵と額の合わせ方も参考になって、なかなかイイ気分で時間を過ごせます。
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↑たくさんあるフレーム見本(ブーメランみたいな)からどうにか選んでポスターにあてがって、お店の人を待っているところ。
「あの、これとこれ、選んだのですが」
・・・(人さし指左右ちっちっ)「Non」(きっぱり)

あ、あれ?!即答されちゃった。なにが彼女の逆鱗に??

と、お店の人は、素早く別のフレームを持ってきて「ほら、どお?」
・・・参りました。彼女のチョイスのほうが格段に絵が引き立っていました。同系色のローズ色なんてとってもきれいだし。
こんなワザあり店員さんに出会えるとうれしくなります。完成がたのしみ!
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by skyblue_2 | 2006-02-20 19:13 | デイリーライフ

anima2006

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こんなポスターを、今街角で見かけます。
このアニメーションフェスティバルanima2006に、芥川龍之介の短編「お富の貞操」を題材にした「Otomi」という、ブラッセルで作られたパペットアニメが出品されます。

アニメーションといえば、あの宮崎駿さんはもちろん、個人的には「ピングー」シリーズが大好き。今年のアカデミー賞にもノミネートされている「ウォレスとグルミット」も有名ですね。それにしても、パペットアニメって?製作の現場はいったいどんな・・・?
というわけで、風つながりの友人のサイトラララそよ風通信からご紹介。こちらのフォトアルバムで(コマ撮りアニメ「おとみ」奮闘記、を選択)<メイキングオブOtomi>を見ることができます。

a0010481_21533739.jpgラララそよ風通信の浜風編集チョーからお借りした取材メモによると:
*パペットアニメは作者が全ての世界観を作り上げられる所が魅力。(時間はかかるが)
*顔の表情はまず「リッピング」が大切。これは台詞に合わせて口の形をかえること。
初めに声優さんの口元をビデオで撮影しておいてそれを見ながらタイミングを構成。
A I U E O の口の形を一こまづつはりかえて撮影する。
*目は、針ですこしづつ動かす。 瞬きはデジタルで画像処理。
*「Otomi」から、色んな国の人達が一生懸命、 日本を理解しようとして製作に励んでいた事が伝われば。映像美と時代考証もみどころ。

芥川の小説をアニメ作品にするという試みにも興味をひかれましたが、なによりも、パペットアニメを作る作業の細かさに驚きました。一秒のために24枚の写真、、気が遠くなりそうデス、、、

「Otomi」の上映は、2/24(金)22:00からの<Anima Belga 1>で。
今回のフェスティバルでは、高畑勲さんが来場し、氏の作品の上映もあります。(下記参照)

「Otomi」HP
芥川龍之介「お富の貞操」
anima2006タイムテーブル

追記:
2/28(火)20:00: 死者の書(川本喜八郎監督)
高畑作品
2/28(火)16:00: じゃりン子チエ
3/1(水) 14:00 : じゃりン子チエ 16:00 : 火垂るの墓  20:00 : おもひでぽろぽろ
3/2(木) 16:00 : セロ弾きのゴーシュ 18:00 : となりの山田くん
3/3(金) 16:00 : 平成狸合戦ぽんぽこ
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by skyblue_2 | 2006-02-17 23:07 | デイリーライフ

夕べ

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薄荷いろの空をながめる。
透き通ってゆく自分。
あの裸木のシルエットは
ことばにならない夢の相貌。

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by skyblue_2 | 2006-02-16 04:08 | デイリーライフ