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音楽が伝わるか

昨日のorgueもおとといのチェンバロも、トホホな有様。
どちらのレッスンでも指摘された手(指)の力の入れ方の問題は、なかなか解決できないままでずっときている気がする。これがミニマムで正確だと、フレーズの作り方もはっきりしてきて、音楽が立ち上がり流れ始めるのだということ。不必要な体の緊張は、腕まで痛くなるしいいことはないのだ。
それから、トリル!あの小さな装飾音にもっと集中してみること。オルガンでもチェンバロの場合でも「歌手の声のように」表情を考えて、、
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昨日はオルガンの都合で、サンミッシェル大聖堂の小オルガンでレッスン。あそこで弾くことができたのはなんといっても嬉しかったし、夜の教会に広がる残響は素晴らしかった。
あなたにとって必要な気持ちの持ち方は、あなたの注意を音と音楽そのもの、音楽の主張の確認とその物語の展開に注いで、あなたを通してそれらを人々に伝えることなのです。(中略)あなたはあなたでなく、音楽そのものになるのです。<アン・マースデン・トーマス「アンのオルガン上達法」>
簡単なようで難しい、音楽を伝えるということ・・・・・。
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by skyblue_2 | 2005-11-24 19:57 | パイプオルガンはいかが

冬は来ぬ

こちらはいよいよ寒くなってきました。霧が出ていることも多い最近ですが、この季節は道産子の血がめらめらとフッカツする私。ピリっとした空気に冬の匂いを嗅ぎつけて、妙にうれしくなったりしています。クリスマスを待つ気持ちとか、お気に入りのセーターとか、暖かい部屋で食べるアイスとか(?)そのへんもいろいろ。
クリスマスといえば、去年は生樹をフンパツしたのですが、これを回収してもらおうとエレベーターに乗せた夫が閉じ込められる事件発生。ちょっと懲りてしまいました。今年は鉢植えくらいの大きさにしておこう。。(捨てられまいとツリーも必死!落ちた枝がセンサーに挟まっただけ。)
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今日のマルシェで、てぶくろ屋さんをみつけました。いろいろな素材のてぶくろのほかにも、「タートルネックの胸から上だけ」セーターとか、耳あてのついた帽子とか。
苗がたくさんあった花屋さんにも、お花の写真つきの箱に入れた球根の数のほうが増えています。
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by skyblue_2 | 2005-11-22 21:43 | デイリーライフ

モンサンミッシェル3

アネット・プーラール夫人のホテル「メール・プーラール」は、モンサンミッシェルの観光業の元祖と言われるそうですが、夫人が焼いて有名になったというオムレツはどんな味がしたのかしら・・・。今回食べてみたキノコ入りも、見事なくらいのふわふわでした。男性陣には不評が多いようですが。
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a0010481_2052547.jpg「メール・プーラール」の店内は、来店した有名人の写真がいっぱいです。ぱっとわかったのは高松宮ご夫妻と若い頃のイブ・サンローランくらい、、









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赤い装束のおじさんは、歌いながらリズムをつけて卵を泡立てていて、日本の金太郎飴を切る職人さんを思い出しました。こうでもしないとヤッテランナイヨー♪という調子に聞こえたのは気のせい・・・ですね。
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by skyblue_2 | 2005-11-22 20:27 | 観光あちこち記

モンサンミッシェル2

見た目はなんだか恐ろしげなモンサンミッシェルですが、中に入ると一転僧院としてのおだやかさが広がります。
特に、この柱廊式中庭に立つと、海に囲まれた孤島の修道院というイメージとは別世界。
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ここで三々五々、腰をおろしたり歩いたりしながら、修道僧たちは瞑想にいそしんでいたのでしょうか。

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モンサンミッシェルを印象付けている尖塔には、大天使ミカエルの像が金色に輝いています。意外にもこれらは、1892~1897年という比較的新しい時代の修復によって新たに造られたものだそうです。

a0010481_19311582.jpg創設された頃はただこれだけの建物だったことを考えると、より完成されたものを求め捧げようとする人間の熱意を感じます。
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by skyblue_2 | 2005-11-22 19:40 | 観光あちこち記

モンサンミッシェル1

先週の連休に、「海上のピラミッド」モンサンミッシェルへ。
ベルギーを車で出発して、夕刻、平原のかなたに、ライトアップされて浮かび上がるまるで要塞のような奇観がいきなり見えてきたときはかなり感動しました。

これは、帰る日の朝。
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それまではあいにくの雨模様、でも灰色の空にそびえるモンサンミッシェルも気に入ってしまいました。「海のバスティーユ」と呼ばれた牢獄時代を連想しつつ、、
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建物の上から見渡すと、潮の満ち引きがよくわかります。この中央の道路ができてから砂の堆積が進んで、満潮時の景観が変わってきているとのこと。いずれは道路を壊して橋が架けられるようです。
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干潮を利用して歩く人たちがたくさんいました。満ち引きが早いのでガイドなしでは危険と聞くと、ひるんでしまいますが。この風景を見ていると、モンサンミッシェルが海に囲まれていることをつい忘れてしまいそうになります。

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by skyblue_2 | 2005-11-18 07:13 | 観光あちこち記

続クープラン

今回のチェンバロのレッスンで、やっと弾いていてイヤな(きたない)音がわかってきた気がした。
バッハのデュエットは、早いパッセージであいかわらず苦労しているが、十二月に大人の生徒(アカデミーには楽器より小さいくらいの子供もたくさん通っている)だけでひらくコンサートでチャレンジしてみることに決めた。
スカルラッティは、私の勝手なイメージに反してもっとおだやかに。フレーズも、よくわかっていないところが多い。何回か「そこ、オープン!」と端正なイギリス英語でポーズの箇所を指摘されて、とても納得。

クープランの「Les Moissonneurs」は、厳めしすぎる。表題通り(刈り入れをする人々)もっとjollyでlightに。先生のを聴くと、私のはまるで「行進する人々」。。
今オルガンでは、クープランのオルガン・ミサと格闘中なのだが、これは左手でとりきれないです~というトンデモない和音が書かれているワケこのオルガンにあるらしい。Life in ParisよりTB。クープラン一族が弾いたこのサン・ジェルヴェ・サン・プロテ教会のオルガンは、実際に弾いた私のオルガンの先生によると鍵盤の幅がやや狭く作られていて、一オクターブ以上でも楽に押さえられるそうだ。1601年完成というパリで最も古い楽器で、18世紀に有名なClicquotが修復したオルガン、今度パリへ行ったらぜひ寄ってみたい。
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by skyblue_2 | 2005-11-10 21:35 | パイプオルガンはいかが

C'est bon!

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「ムール貝のエスカルゴ風」。これ、おいしかった!欲を言えばもう少しオイル控えめでも、というくらい。矢印のところ、ちゃんとエスカルゴならぬムールのかたちにお皿が窪んでます。
レストラン横丁にあるAUX ARMES DE BRUXELLESで。このお店は観光の方にも有名ですよね。日本語メニューあり。

この日のお茶はこちら。VIVA SARA KAFFEE(音が出ます)の「SENCHA BERRY BEAUTY」。

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メニューによると、煎茶をベースに、カシスや苺、フランボアーズなど、それにバラの花びらやヨーグルト一匙?!というレシピでした。フィルターをとって甘いかおりとともに味わう煎茶・・・。ベルギー人はエキゾシズムを感じるのね、きっと。他にもBANCHAなど日本のお茶があります。
中華スーパーの入口から一本道路をはさんだ場所。
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by skyblue_2 | 2005-11-10 17:37 | 街角にて

気になる

気になるもの、目においしいもの、は誰にでもいくつかあると思います。私にとって「アールヌーヴォーの線」と並んでいつも心惹かれるのが、このたぐい。

a0010481_1736630.jpg友人が撮らせてくれたコンソール。猫足の優美なかたちもさることながら、この象嵌で繊細に描かれた模様にうっとり。












a0010481_17483335.jpgバチカン美術館で足が止まった床タイル。深いブルーを巡る配色の技巧にうっとり。














それから、工芸展などでうっとりの沈金琉球沈金輪島塗の沈金、特に黒漆の奥から鈍い輝きをみせる姿に引き込まれます。

・・・私のうっとりの素は、どうも埋め込み細工というか、立体的な装飾のワザにあるようです。
そういえば以前行ったココでもずいぶん時間を費やしました。ポルトガルやオランダの装飾タイルもこちらでじかに見てみたいなあ、、
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by skyblue_2 | 2005-11-08 18:57 | デイリーライフ

チケット!

大野和士氏指揮の「さまよえるオランダ人」のチケットは、無事get!
発売日の5日、気合八分不安二分・・・で、八時半過ぎにモネ劇場へ。すでに十数人が並んでいました。定刻の九時を少しまわったくらいにドアが開かれて、ロビーで整理券を受け取り、十時からの発売開始まで用意された椅子で待つ人あり、整理券に書かれた自分の発売時間までどこかへ出かける人あり、、

十時になると、いよいよ番号が呼ばれ同時に電光表示も始まり、なんだか妙に緊張しつつ奥の窓口まで行き・・・・・運良く希望の日にちと席でとることができました。ちなみに整理券一枚でチケットは6枚までといわれました。

係りの人は三人もいるしまるで試験でも受けるみたいなドキドキ加減でしたが、「なにごとも経験」ですね、きっと。

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by skyblue_2 | 2005-11-08 02:48 | 音楽レコメンド

Oxfam

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ご近所にOxfamの店舗ができました。そういえばこれも、Oxfamの活動でした。

a0010481_41226.jpg貧困問題への取り組みの一つとして、フェアトレードを推進しているこの団体。漠然と、途上国の製品を積極的に販売するくらいにしか認識のなかった私ですが、仲買を入れずに生産者と直接取引きすることで、生産者に正当な利益がもたらされるだけでなく、その継続が労働の場を生み出して、社会の啓蒙にもつながっているのですね。


欧米の場合、製品を買うこと自体がチャリティーの感覚で、商品そのものにはあまり重きがおかれないことも多いということから、フェアトレードの市場的意味に否定的な意見もあるようです。しかし、日本人の私が今日ベルギーで手にしたこのペルーの笛に、意味が無いとは思えません。人間の連鎖・・・そんなことを考えながら小さな笛から音を出してみています。

さて、明日は大野さんがふる「さまよえるオランダ人」のチケット発売日。いくらも残っていないかもしれないなあ、、だめモトでモネ劇場へ行ってきます。
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by skyblue_2 | 2005-11-05 04:47 | 街角にて