カテゴリ:街角にて( 77 )

クオリティ

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先日、母と過ごした某ホテルのロビーの一隅は、こんな印象深い空間だった。
外国人も多く、行き交う誰もが忙しそうなのに、不思議なほど静けさを感じるホテル。

たとえ僅かの滞在でも、体験してみなければわかりようのないサービスの質というものがあるようだ。
そういうことに敏感になるのは年齢からなのか、それとも案外もっと単純な理由なのか。

エレベーターの降り際に笑顔で振り返るのは、決まって外国の客。ひとことふたこと交わすのが楽しいと思えたのも、きっと心地よいステイだったからだ。
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by skyblue_2 | 2012-11-01 17:47 | 街角にて

レース

明日この番組で、ベルギーのレースをとりあげるようです。

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ブルージュ名物だったレースの店のおばあさん、元気かなぁ。
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by skyblue_2 | 2011-09-28 20:17 | 街角にて

やっぱり美しいと思う

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今回は短かっ!な滞在でした。でも通りすがりに撮ってしまう時計台。誰にでもきっと在る、故郷の定点。
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by skyblue_2 | 2010-12-15 18:45 | 街角にて

札幌にて

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クリスマス市。ケーテ・ウォルファルトも出店していました。ロシアン木製ハンドメイドのブースの麗しきおねえさんは日本語堪能。ドイツレースのお店では、窓飾りを「ゼア グート!」なんて言ってゲルマンなおじさまに笑われちゃった。
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by skyblue_2 | 2010-12-15 18:23 | 街角にて

図書館と喫茶室

住んでいる街の図書館は蔵書量も多いしとてもステキなのですが、生活圏という意味では近くの町の図書館も捨てがたく。しかもここには居心地のよいカフェがあります。
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看板だけ。後ろは図書館です。写真の許可をいただいたので、次回は見晴らしのよいカフェのなかからアップ予定。晴れた日には御嶽山なんかも見えるそうです。

こんな場所で借りたばかりの本に目を通すのが、暫しのシアワセ。Portative Organの表紙にはあとで気がついて、詩人と音楽についての随想に浸りました。中原中也が日記にしるしたという「モツアルト、ヴァイオリン・コンチェルト第五番イ長調をラヂオで聴いて感銘す。もうもう誰が何と云っても振向かぬこと。詩だけでもすることは多過ぎるのだ。」その心境を想像しながら栞をはさんで、家に着くなりオイストラフがベルリンフィルと合わせたのを聴いて。
ほかにも、高村光太郎とブランデンブルクとか、萩原朔太郎とオルガンとか、オーディオの前に座って読みたい本。

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by skyblue_2 | 2010-10-08 20:01 | 街角にて

ほっちゃれ

北海道のことばで一番好きなのはあづましくないなのだが、ほっちゃれも捨てがたい。
「産卵を目指し川に登り体は傷つき、脂身も無くなりヨレヨレになった鮭のこと」(wiki)を、リアルに或いは自嘲を込めて自分に例えたりする。
使命のために精魂尽き果てたほっちゃれは、ちょっとへたれているだけの人間に例えられたくないかもしれないが。
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支笏湖畔のマンホールの蓋。ほっちゃれていないサケ。
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by skyblue_2 | 2009-10-21 19:53 | 街角にて

小樽雪あかりの路

しばらく札幌へ戻っていましたが、小樽雪あかりの路を初めて体験してきました。
雪あかりといえば、なんといっても小樽で学生時代をおくった伊藤整の詩。このイベントの名前の由来にもなっているとのこと。

あゝ 雪のあらしだ。
家々はその中に盲目になり 身を伏せて
埋もれてゐる。
この恐ろしい夜でも
そつと窓の雪を叩いて外を覗いてごらん。
あの吹雪が
木々に唸つて 狂つて
一しきり去つた後を
気づかれない様に覗いてごらん。
雪明りだよ。
案外に明るくて
もう道なんか無くなつてゐるが
しづかな青い雪明りだよ。


私もよく吹雪が収まったあとに外に出て、ほんわりと明るく静かななかを、真新しい雪を踏みしめて歩きました。あの、なんとも言いようのない小さな喜びをありありと思い出します。

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海で使う浮き玉にろうそくを灯して、運河に浮かべる、というアイデア!雪との相乗効果がはっとするほどきれいでした。

この日はちょうど<札幌交響楽団の首席ファゴット奏者・坂口聡氏とその 仲間たちによるミニコンサート>というのがあって、運河に近い倉庫のような趣きの会場で聴いたファゴット・オーボエ・クラリネット+楽しすぎるトークで、すっかりポカポカ。

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by skyblue_2 | 2009-02-20 19:19 | 街角にて

サウダージ

何処であれ、他国で暮すのは言葉に尽せぬ幸福である_それは、私たちの二つの憧憬、即ち、漂泊に対する憧憬と故郷に対する憧憬との綜合_生成と存在との綜合であるから。
ゲオルク・ジンメル「日々の断想」(岩波文庫)

結局、そういうことなのだろう…。ベルギーに居るあいだ(漂泊なんてよべるはずもない、とても守られた、リミッターが決してふり切れることのない滞在だったけれど)、そして現在でさえも、<ふるさと>への距離感は遠のいたり近づいたりを繰り返す。

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ブラッセルでお気に入りだったレストラン。この郷愁を感じる佇まいもご馳走だった。
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by skyblue_2 | 2009-02-02 18:41 | 街角にて

クリスマスに

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光を放つには二つの方法がある。
蝋燭になるのと、それを反射する鏡になるのと。
-イーディス・ウォートン
(サラ・バン・ブラナック「シンプルな豊かさ」より)

東方の三博士は、星に導かれて飼い葉桶のキリストの元へ辿り着いたといいます。
光を求め憧れる心があれば、また一歩、歩き出せるのかもしれません。

二年前、サブロン広場にあるこのインテリアのお店は、もうなんというか・・クリスマスそのものでした。



May your Christmas be filled with joy !
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by skyblue_2 | 2008-12-25 17:55 | 街角にて

こうしていても過ぎてゆく

先日、雑誌をパラパラしていて目に飛び込んできたコピー。「情熱がなければ人生はただの時間だ」
時と場合によっては情熱と聞いてなんとなく暑苦しくなることもあるにせよ、自分の生きる時間をただの秒や分の羅列にしたくはないと、たしかにすごく思います。

ブラッセルでおととし、美術館の夜間オープンデーに、こんなコレクションを見に行きました。
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暖炉の上にインテリアとして置くための時計だったそうで、必ず両側一対の花瓶ふうのものとセットになっています。実際、お花を挿したりもしたようです。モダンだったり東洋的だったり、デザインも形もいろいろで、まるでショールームに案内されているようでした。
綺麗なフォルムに埋もれながら、どんな家庭でどんな時を刻んでいたのか。考えるとちょっと楽しくなります。
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by skyblue_2 | 2008-06-13 15:11 | 街角にて