地雷という凶器

さきほどの日本からのニュースで、民家で不発弾発見、撤去、と報じていた。
戦争の爪あとは、思わぬ時に私たちを脅かす。

「地雷」というものを意識したのは、中学生の頃だったと思う。
写真家ロバート・キャパの「ちょっとピンぼけ」を文庫版で読んで、彼を予期せぬ死に追いやった地雷がとても恐ろしいものに思えた。無差別で理不尽な爆弾・・・そんな武器をつかう戦争への憎しみも、このときにはっきり自覚した。

ベルギーに来て、第一次大戦時の地雷がまだ残っていて、毎年何人かの犠牲者が出ていることを知り驚いている。欧州にもう地雷は埋まっていないものと、勝手に想像していた自分が恥ずかしい。

<疲れを知らない門番>と呼ばれる地雷は、戦いが終わってからも不気味に地下で永らえ続ける。効力は五十年とも百年とも。

ベルギーは地雷ゼロの動きに積極的で、政府の援助で地雷を探知するマウスの研究も進められているそうだ。

キャパが地雷で亡くなって今年で50年。
地雷根絶を願う者として地雷廃絶日本キャンペーン(NGO団体)のバナーを張った。(⇒)

私のできることを始めたい。
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by skyblue_2 | 2004-09-09 01:02 | デイリーライフ
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