弱っている時ほど、確かなもの、ある高みに達したものを前にすると、慰められ力を貰います。まだ何か、自分にもできることがあるはず…。そんなふうに思わせてくれる音楽の場というのもあるわけで。
先日聴いたトン・コープマンのチェンバロ(@
しらかわホール)の、60歳を過ぎてなお「超」のつくような技巧。ホールに気迫がひたひた満ちていくようでした。
昨日のN響(@
豊田市コンサートホール)は、ブラームスのバイオリン・コンチェルトとチャイコフスキーの4番シンフォニー。あの美しく際立つメロディラインを越え、さらに先へ。そういう輝きを感じることのできる演奏だったと思います。
そうはいっても、コトバに書ける感動は僅かな一部分。だからこそ、I thank you for the music!