ムチは痛い

ダ・ヴィンチ・コード、観てきました。近くの映画館も行った先でも長蛇の列。午前中の初回だったので、ただでさえお安いこちらのチケットがさらに4.9ユーロ

VO=バージョン・オリジナル(⇔VF 仏語吹き替え版)だったので英語オンリーかと思ったら。いえ、ほぼ英語なのですが、トム・ハンクスはわりともごもご系で、?オドレイ・トトゥの英語は時々仏語アクセントで、??ジャン・レノ扮するフランス人警部の会話は仏語だった!ので、???そういうイミでもとてもミステリ~な映画と相成りました。

原作のおもしろさのキイが、象徴や隠喩やあるいはキリスト教の歴史への一つの視点(史実かどうかは別として。)にあるとすれば、映画にはとうていそれが収まりきらない。そんな感じがしました。
シラスという人物がおのれに課す苦行の場面がありますが、映像はどうしてもイメージを固定します。スクリーン上のみみず腫れに目をそむけながら初めて、そういう「現実」を実感したりするわけです。
現実化されるぶん目が開かれたり、反対にがっかりしたり。映画とは、そういうものなのでしょうね。

作中、イエスの左の人物は女性として出てくる「最後の晩餐」。
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これは、去年の冬に、ミラノのサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ修道院でこの絵を見たときに買った絵葉書。もちろん定説通り男性の「ヨハネ」と説明されています。
原作にあるように、私が絵の前で、この人物が他とは違って女性のような顔立ちをしていることにほとんど注目しなかったのは、錯覚の一種なのでしょうか。だからといって、女性だとも思えないのですが。。
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by skyblue_2 | 2006-05-24 04:04 | デイリーライフ
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