コンクールを聞く

カンタービレといえば、十人中6人くらいは「のだめ!」(読んでマス)と叫びそうな今日この頃ですが、日曜日にでかけたのはCantabileという名の青少年ピアノコンクールのファイナルでした。場所はアントワープのホール<deSingel>。
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コンクールがあったのはこのホール内のブルーホールという所でしたが、客席の内側に一つも通路が無く、両はじからしか席に入っていけないというおもしろい作りで、そのせいか椅子の列どうしの間隔が広い!座って足をのばしてもまだ余る(日本人だけか・・)というラクチンさです。当然かなりの収容数のようにみえました。

知人の息子さんのG君が三位入賞!でしたが・・・・・・

年齢別に三部に分かれた出場者はベルギー各地から参加しており、それぞれ、課題曲を二曲(共通の現代曲と、バッハの指定の曲集からの一曲)と自由曲を一曲弾きます。
12人から12とおりのバッハが聴けたのはハッピーでした。ただ、皆さんとにかく速っ!昨今のバッハ解釈の流行なのか、トリルなんてもう秒速ワザ、、、そんななかでG君が演奏した「平均律」のバランスの良さは出色だったと思うのです。彼の自由曲はシューマンのピアノソナタ二番でしたが、他の面々のショパンやリストという選曲に、ややワリを食った感がありました。シューマン、地味に聞こえちゃうんですよね。いい曲だし、G君のテクニックと情感は冴え渡っていたのに。なにより、ピアノが一番’鳴っていた’のは彼の演奏だと思うなぁ。

そんなわけで、個人的にはちょっと残念な結果だったのでした。

それにしても、こちらでいつも思うのが、こういう場に武張り(ブバリ)がないということ。ファイナリストはみんな平服。表彰の時も、しずしずと壇上に上がっておごそかに、なんてことはなく、
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審査員からワラワラといろんなもの(チョコの袋も有り)を手渡されてました。係りの人はその場で、サンタよろしく賞品を審査員に配ってるし、カメラマンはハイチーズ!だし。いいんだけどね、緊張をほどくことは。
・・・・ちなみに私は時と場合によってはブバリたいです。
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by skyblue_2 | 2006-03-14 01:55 | 音楽レコメンド
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