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音楽が伝わるか

昨日のorgueもおとといのチェンバロも、トホホな有様。
どちらのレッスンでも指摘された手(指)の力の入れ方の問題は、なかなか解決できないままでずっときている気がする。これがミニマムで正確だと、フレーズの作り方もはっきりしてきて、音楽が立ち上がり流れ始めるのだということ。不必要な体の緊張は、腕まで痛くなるしいいことはないのだ。
それから、トリル!あの小さな装飾音にもっと集中してみること。オルガンでもチェンバロの場合でも「歌手の声のように」表情を考えて、、
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昨日はオルガンの都合で、サンミッシェル大聖堂の小オルガンでレッスン。あそこで弾くことができたのはなんといっても嬉しかったし、夜の教会に広がる残響は素晴らしかった。
あなたにとって必要な気持ちの持ち方は、あなたの注意を音と音楽そのもの、音楽の主張の確認とその物語の展開に注いで、あなたを通してそれらを人々に伝えることなのです。(中略)あなたはあなたでなく、音楽そのものになるのです。<アン・マースデン・トーマス「アンのオルガン上達法」>
簡単なようで難しい、音楽を伝えるということ・・・・・。
by skyblue_2 | 2005-11-24 19:57 | パイプオルガンはいかが
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