ひさびさの更新です・・・。
こんなの読んだり↓
英国オックスフォードで学ぶということ―今もなお豊かに時が積もる街
小川 百合 / 講談社
こんなの食べたり↓これがあの
フリッツです。手前がソース。
近所のスタンドでよく買うのですが、量が多いとわかっていてもついプチ・パケじゃないほうをたのんでしまい、アツアツをはふはふ。
二十年ちょっと前、オックスフォードのクライスト・チャーチというカレッジで一ヶ月過ごしたことがあります。といっても留学したわけではなく、英国の語学学校のサマーセミナーで大学の寮に寝泊りするという企画でした。
朝は「グッドモーニング!」とメードさんが部屋まで起こしに来てくれて、食事も大学の食堂(古色蒼然とした大ホール)でお給仕を受け、授業は学生がセミナーをとる部屋で、と、オックスフォード生気分をわずかながら味わいました。
この本の作者は画家で、<準客員研究員>として講義を聴講しながらの、正規の学生とはまた違う得がたい体験を書いています。クライスト・チャーチのこともでてきて懐かしい反面、学問的な体験は出来ずじまいの私にはうらやましい限りの話がいっぱい。
知の巨塔オックスフォードという所で作者が豊かに満たされていく経験(時には怒ったり、悲しんだりしながら)を読むと、体がざわざわするものがあって喝!!が入りつつこちらまでしあわせ、といった気分です。