断言?

N響の団員の何人かがツイートしていらっしゃるが、地震発生の翌日の出国ということで、苦渋の選択のまま演奏に集中しなければならない状況という。
いま海外に居て、隔靴掻痒の思いで日本の事態を見守っているたくさんの邦人のことを考える。

原発を巡る論議が悲観楽観こもごもなのは、今に始まったことではないが、それにしてもすでに非常事態が進行しているなかで、数字の大小で「だから安全」としたり顔している場合だろうか?
「安全」と「安心」は違う。以下、SankeiBiz(サンケイビズ)より。


 英政府のジョン・ベディントン主席科学顧問は16日に行われた電話会議で、東京電力福島第1原子力発電所の事故によって人体に悪影響が出る危険性があるのは原発周辺地域に限られるとの見方を示した。

 同顧問は「日本政府が実際に指示した周囲20キロメートルの立ち入り禁止区域は賢明であり妥当だ」と述べた。最悪のシナリオとして、原子炉爆発で放射性物質が上空約1600フィート(約487メートル)に吹き上がる事態を挙げた上で「爆発は非常に深刻だが、やはり原発周辺地域に限ったものであり、その他地域ではそれほどではない」と説明した。

 天候次第では放射性物質が東京方面に向かって流される可能性はある。しかし、同顧問は「人間の健康にとっては問題にはならないと断言できる」と指摘。同顧問によれば、1986年に旧ソ連(現ウクライナ)で起きたチェルノブイリ原発の事故を例にとっても、発電所から半径30キロメートルを超えた地域では、放射性物質に関連した問題は起こらなかったという。(ブルームバーグ Kari Lundgren)


「発電所から半径30キロメートルを超えた地域では、放射性物質に関連した問題は起こらなかったという。」というのは正確なんだろうか?手元の週刊朝日3/25号によると、チェルノブイリの放射能汚染は600キロの範囲に及び、05年時点240万人超が治療を受けている。

いろいろな条件の違いがあるとして、百歩譲ってこういう安全評価を認めたとしても、イコール安心
とは言い難い。土壌の汚染、晩発性の障害、遺伝子への影響など、放射能汚染の可能性の大きさには予測のつかない不安がある。

BBCニュースの記事より。

When this crisis is over, some of the stories of individual heroism will start to emerge. Several of those battling to cool the fuel rods have been injured.

It must be hardest for their families, who sit and wait at home, not knowing what dangers their loved ones are facing, what damage they might have suffered and what problems might result in the years ahead.

what problems might result in the years ahead.
慌てず騒がず、しかしこのスタンスは肝に命じたいと思うのだ。
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by skyblue_2 | 2011-03-18 10:40
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