ベロイ城
Le Chateau de Beloeil は、ブラッセルから南西70キロほど。
手元のブラッセル情報誌Bulletinでは、ベルギーの城ベスト10のトップに挙げられています。
ここには、現在もリーニュ家が住んでいるということで、お城に住むってどんな感じなのだろうとあれこれ想像逞しくしながら、城内をまわりました。
ちょうど音楽をテーマに展示中で、数々の蓄音機、東洋風の絵柄が描かれたピアノ、そして家具ほどもあるオルゴールからはワルツがながれ、部屋を移るごとに、豪華な調度やタペストリー、肖像画などが所狭しと立ち現れて、14世紀以来という名家の伝統を思いました。
図書室も圧巻。天井まで届く書架には25000冊といわれる蔵書がびっしり。梯子をかけて本を捜すのが、私の長年のあこがれなのですが。25000枚のCDでもいいな・・・。
これは、庭園を案内してはしるトロッコ自動車?!のなかから、お城を撮ったもの。
池(というより湖)を囲む庭は約120ヘクタール。芝生と木立が延々と続く中、馬車に乗った貴婦人の気分で(寒風入り放題のトロッコでしたが)、横を流れる小川のむこうを乗馬で散策する人たちを眺めたりしていました。