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2009年 11月 02日
土曜日に京都コンサートホールへ。アンドレ・プレヴィン&N響のオールモーツァルト・プロを聴きました。 この公演、東京でのチケットが取りにくそうだったのもありますが、京都の紅葉が見たいという欲目もあり、、しかし日帰り強行軍ではお寺ひとつがせいぜい。通天橋からの景色がすばらしいという東福寺に行ってみました。 ![]() ![]() モーツァルトの交響曲を38番「プラハ」、39番、40番と聴き進む、それだけのことなのに、少しのためらいもなく心が音楽に向かってするする開いてゆく感覚‥。小林秀雄が「モオツァルト」で、 心が耳と化して聞き入らねば、ついてゆけぬようなニュアンスの細やかさがある。ひとたびこの内的な感覚を呼び覚まされ、魂のゆらぐのを覚えた者は、もうモオツァルトを離れられぬ。と書いていることがたぶんはじめて納得できた気がしました。プレヴィン氏の振りとオケとの共鳴が、そういう至福のゆらぎを生み出していたのだと思います。 39番は、私にはこの本から強くインスパイアされた曲です。 「これが三十九番シンフォニイ。十六分音符の、奇蹟のような名曲です。こんどお越しになったときは、ドン・ジョバンニをかけてあげましょう。その次は、ト短調シンフォニイです。だんだん、だんだんと、モーツァルトという人間の奇蹟がおわかりになってくるやろと思いますよ。」 モーツァルトに心酔する喫茶店のあるじの言葉が、主人公の女性の心境へと様々につながってゆくのですが、この小説のラストも39番で閉じられていて、ストーリーの深い印象とも相俟って忘れられない一曲です。 〈奇蹟〉と呼ぶべき音律があるとすれば、それを享受できたひとときに感謝! Tags:コンサート
2009年 10月 23日
CDのオビが気になるほうで、これも以前にオビ買い。 「フェルツマンの演奏を聴くと、心が静かにざわめきはじめる。」 透明感とか精緻な奥行きとか、イギリス組曲が感じさせてくれる魅力を十二分に受け止める先に、なにかひたひた広がってゆく明るいものがあるのです。ざわめき。あてのない予感。 今日は朝、いつも行く公園を歩いてから聴いて、今頃のまだ冷たくない秋の風に似ているなと。 それにしても、バッハの音の流れはどうしてこうまで美しいのか…! ![]() Tags:CD
2009年 10月 21日
北海道のことばで一番好きなのはあづましくないなのだが、ほっちゃれも捨てがたい。 「産卵を目指し川に登り体は傷つき、脂身も無くなりヨレヨレになった鮭のこと」(wiki)を、リアルに或いは自嘲を込めて自分に例えたりする。 使命のために精魂尽き果てたほっちゃれは、ちょっとへたれているだけの人間に例えられたくないかもしれないが。 ![]() 2009年 10月 07日
雨とか台風とか、気圧の変化に同調するしくみの持ち主らしく、空が灰色の日は苦手です。頭にどおんとフタがのっているみたい。数日前に見上げた十五夜の月の輝きがなつかしい‥。 そんな日に車中で聴くCDはオール長調、というわけでもなく、少し重たい気分には短調の旋律がかえってしっくりくるような気がします。暗い悲しいばかりではない、マイナー和声の心地よさ。 今日のお供は、あのおよそ練習曲らしからぬショパンのエチュードの短調たちです。 おまけにこのガヴリーロフ、驚くようなテクニックで走り去っていくので、運転にぴったり…なのか?! Tags:CD
2009年 09月 25日
2009年 09月 23日
自宅介護というかたちで関わっているわけでもないのに、それでもこの気持ちの重さとなかなか折り合えないまま秋を迎えてしまいました。「風立ちぬ いざ 生きめやも」と何処からか聞こえてくる気がします。 図書館で借りて、久しぶりに拾い読みしている福島泰樹の歌集。 夕闇のなかに佇ちたり あわあわと水色の空ながめるばかり くきやかな日常群れつ翳りつつ戦いにゆく本買いにゆく あの学園紛争のさなかの歌ですが、爽快な切り口という印象で受け止めるのは邪道でしょうか。 ふと歩きたくなったグランプラス。やっぱり今の私は少し風に吹かれたいようです。 ![]() 2009年 05月 08日
2009年 04月 19日
四月初め、東京・春・音楽祭のなかの<ルーヴル美術館展 17世紀ヨーロッパ絵画>記念コンサートを国立西洋美術館で聴きました。 戸崎先生のチェンバロ、そしてリコーダー、ガンバ、リュートという至福の組み合わせを、展覧会の余韻のうちに聴く贅沢な時間。。 ベルギーでの三年間、駆け足だったにせよヨーロッパのあちこちで見た絵画の色彩は、今も私のどこかに堆積されているらしく、合奏の涼やかな明るい音色を追いかけながらそんな絵との再会気分にひたっていたような気がします。 ![]() Tags:コンサート
2009年 04月 17日
2009年 03月 20日
車の窓をあけると、おもいがけず春風が吹いて来た。卒業式かなにからしい親子をちらほら見かけて、三月という季節を痛いくらいに実感する。春休みに格闘したヘッセやドビュッシーが甦る。それから、雪解けの轍だらけの道が。水たまりできらきらする早春の北国の陽射し……。 ![]() 我が家に根付いてくれているふるさとの市花で悼みたいと思います。 2009年 03月 17日
![]() ポチラーのよろこびは、CDや本に限りません。 わ、すてき・・、の先に広がる物語の自由が楽しくて、andante*は大好きな宝石箱です。 satoさんの手から生まれるアンティークビーズやヴィンテージパーツのアクセサリーは、可愛らしいけれどとても雄弁で、ひきだしから取り出して飽きずに眺めているだけという時もあったりします。 ひとときの、贅沢な時間旅行。 写真のブックマーカーもこちらにて。スワロフスキーヴィンテージとヴィンテージパールの儚い輝きに惹かれました。使いやすさもgood! |
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